2021年10月27日発売のスポーツニッポン紙で博多南シャークスの紹介記事を掲載して頂きました!

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生まれ変わっても、目指すところは変わらない。2年間の休部を経て、2020年4月に発足した博多南シャークス。1986年に創設された前身の那珂川シャークスは阪神・梅野隆太郎捕手を輩出するなど、強豪として名をはせていた。今年の8月から新任した野中慎司監督もチームのOB。その言葉には自然と熱がこもる。

「強いシャークスをもう一度、取り戻したいですね」

2年生8人、1年生12人の計20人が大きな目標に向かって汗を流す。昨年の加盟当初は上級生を相手に苦戦の連続。だが、分厚い壁に跳ね返されるたび、経験という名の大きな武器を蓄えていった。10月17日に行われた久留米工業大学旗争奪少年野球大会初戦は、筑後リバーズと対戦。初回に4点を先制されながらも粘り強く最終7回まで戦い、敗れたとはいえ中盤以降は互角の戦いを演じた。

「あと一本が出ずに敗れましたが、確かな目標はできました。(達成は)そう遠くないと感じています」

指揮官も手応えを感じた一戦。伝統の強力打線を目指す一方で、現役時代は遊撃手としてならしただけに守備練習にも注力する。攻守両面の成長を促すべく、日々の練習はシート打撃など実戦的なメニューが中心だ。

 

そんな新生シャークスに加えられた新たなエッセンスは、選手・首脳陣の一体感だ。上意下達の押しつけるスタイルをよしとしない野中監督をはじめとする指導者は、選手たちの主体性を引き出すための環境作りに腐心しているという

「我々は子どもたちの目線に立って、自発的に取り組めるようなチームづくりを目指しています」

選手一人一人の顔つきが生き生きしているのは、言うまでもない。

合言葉は〝今この瞬間を全力で楽しもう!〟

強豪復活への前途はどこまでも明るい。
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スポニチさんありがとうございます!!


ガンバレ!博多南シャークス!!